牡蠣(かき)の食中毒について

牡蠣は「英語の月名にRがつかない月には食べてはいけない」とされています。
(つまり、Rがつかない3~8月は食べてはいけない 多分4月は例外と思われる)

これらの月は生殖巣の発達・産卵期と一致し(北半球の場合)、卵巣に生成する毒素により食中毒を起こすことがあるためです。


ここからは主観です
生牡蠣はヤバイ」っという話を一度は聞いたことがあると思います。
牡蠣(二枚貝)は、藻類(餌)の毒素をため込む性質を持っており、食中毒の多くは「貝中毒」と呼ばれるものです。
この貝中毒にはいくつかの型があって、加熱しても無毒化しないタイプも存在します。ただし、現在は多くの国で水質監視を行っているので、最も危険性が高いのは個人で採取した貝類とされています。

まとめると
●1~2月、9~12月の期間に食べる(最も美味となるのは1~2月
※ただし、最近は養殖場で育てられているものも増えており、一年中楽しめる
●加熱する(養殖の生食用は加熱せずとも大丈夫)
●自分で採取したものは食べない

 

牡蠣の生食用と加熱用
牡蠣を生で食べる理由
毒キノコを食べる

参考文献 総合調理科学辞典 食材大全 マギーキッチンサイエンス 毒の科学 食材図典 料理の科学大図鑑