ボツリヌス菌はボツリヌス中毒の原因になる菌です。
特徴は
●酸素のない環境で繁殖する
●無味無臭
●致死性が非常に高い
●熱に強い
100℃で10分加熱すれが毒性を失うが、※芽胞(がほう)を作って生き延び、あらためて増殖する。
※卵みたいなもののイメージ
缶詰、漬物、飯鮨(いいずし)や真空パックの中でも菌が入っていると増殖する。
対策
●圧力鍋を使い100℃以上の温度で調理する(120℃以上で数分調理すれば、芽胞を失活させれる)
●再度加熱すれば、毒素が含まれていても分解するため安全である(80℃で30分間、100℃なら数分以上)
●pHを低くする(酸度が高く)酢漬けなど
参考文献 毒の科学 マギーキッチンサイエンス