ウナギの毒について

ウナギには、血清毒という血液中に毒があります。
ウナギの血液が目や口、傷口に入ると局部的な炎症が起こります。目に入った場合には激しい灼熱感を覚えるとともに、結膜炎、流涙、まぶたの腫れが起こり、異物感は数日残ります。また、傷口に入ると化膿(かのう)や浮腫(ふしゅ)が起こります。

毒成分はタンパク質と考えられていますが、詳細は不明となっています。しかしタンパク質の性質として熱に弱く、60℃5分で毒性を失います

参考文献 毒の科学