香菜(こうさい)、コリアンダー、シャンツァイなど様々な呼び名があるが、日本ではパクチーといえばわかりやすいだろう。
これらは、女性を中心にブームにもなった食材であるが、一方で食器用洗剤のように感じられて嫌いでたまらないという人がいる。
実はパクチーへの嫌悪は、わずかな遺伝的変異(rs72921001)であることが分かっている。約10人に1人の人がこの変異を有し、そしてこの比率はヨーロッパに先祖を持つ人でわずかに高く、アジアに先祖を持つ人でわずかに低いとされている。
ここからは主観です
子供の頃から好き嫌いはダメと教わった方も多いと思います。大体の好き嫌いは大人になるにつれて減ってきますが、上記のように実は遺伝的に嫌いという食べ物が存在します。
もし、誰かと一緒に食事をするとき、仮に好き嫌いがあったとしても「あなたと同じ様に味を感じるとは限らない」とだけ覚えておきましょう。
参考文献 Cooking for Geeks