グリル焼きの特徴

グリルで焼いた肉のおいしさは、格子状の焼き色の香ばしさ、そして、格子の間の部分、つまり直接グリルに当たっていない部分のやわらかさにあります。
直接グリルに当たっていないところは、まるであぶり焼きのようにじわじわ熱されるので、柔らかく仕上がります

グリルでは、フライパンで焼くときよりも強い火加減で保つことが必要です。
これは、グリルで焼く場合には、溝の部分に置かれた肉は、グリルからの直接過熱を受けないからです。この部分は、グリルから立ち上る熱で間接的に焼かれているだけのため、なかなか火が通りません。この時、グリルだけでなく肉全体に油を塗っておけば、グリルから出た熱が効率よく伝わり、むらなく焼くことができる。

グリルできれいな格子模様をつける方法
肉は室温に戻してから焼く

参考文献 西洋料理のコツ