ビールの泡について

ビールの泡について

ビールの上面にある泡は、残りの炭酸ガスが空気中へ逃げるのを防いで、ビールの中に炭酸ガスを保持する蓋のような役割を持つ。

上面に蓋の役割をする泡がある間は、ビール液体中の炭酸ガスが保たれるが、泡が無くなるとビール中の炭酸ガスが減っていくのである。

また、上面を泡が覆っているかどうかによってビールの香りが異なる。理由としては、各成分の揮発性などが違うためである。
さらに、ホップに由来するイソフムロンは泡の界面に集まるので、上面の泡だけをすくって放置し、泡が消えてからこの液体を飲むと苦味が強く感じる
(つまり、泡を集めて気泡が消えてから飲むと苦い

参考文献 おいしさと泡

シャンパンのガスについて

シャンパンのガスについて

シャンパン液中の炭酸ガスは過飽和状態で、1リットルあたり12g、栓の下から液面までに存在する炭酸ガス(6気圧)とは平衡状態(へいこうじょうたい)を保っている。栓を抜く平衡は壊れ、シャンパン液中のガスは空気中に放出される。

炭酸ガスの放出ルートは2通りで、80%がグラスに注がれると表面から空気中へ蒸発する。残りの20%の炭酸ガスはグラスの壁面から細かい泡となって上面へと立ち上っていく。

参考文献 おいしさと泡

シャンパンの栓の時速

シャンパンの栓の時速

今回はネタ話です

瓶に入ったシャンパンは丁寧に扱わなければならない。特に開栓して飲む前は、不用意に栓をぬくと、コルクが吹っ飛び疵(きず)がつくこともある。

コルクの栓のスピードは、シャンパンの温度にもよるが、4℃に冷やした時で時速40km,18℃になると時速50kmを超える

計算 コルクの重さ約20g

時速40km=秒速約11m
運動エネルギー=1/2×質量×速度の2乗
運動エネルギー=1.21(J)

時速50km=秒速約14m
運動エネルギー=1.96(J)

ちなみにエアガンの現在の規制が1Jとされています。つまり、コルクが目に当たったら非常に危ないので、気を付けましょう。

参考文献 おいしさと泡 銃刀法剣類所持等取締法