有機野菜とは?

有機野菜とは?

日本の規格では、野菜栽培方法は大きく分けて3つある

●慣行栽培(かんこうさいばい)
●有機栽培、オーガニック
●特別栽培

【慣行栽培】
化学肥料・化学農薬を使う一般的な栽培方法。
特徴は、「定時」「定量」「定質」であり、いつも同じ時期に、同じ量で、同じ品質のものを収穫できることである。
安定して野菜をつくることを優先した栽培方法となっている。

【有機栽培 オーガニック】
農薬や化学肥料を一切使用しない栽培法である。
有機農業の条件は法律で決められており
1.化学的に合成された肥料及び農薬を使用しない
2.遺伝子組み換え技術を利用しない
3.農業生産に由来する環境への負荷をできる限り低減する

しかし、一部の農薬は例外的に使用できる
などとなっている

【特別栽培】
慣行栽培と有機栽培の間にあたる栽培方法で、その地域で行われている一般的な慣行栽培に比べて、対象の農薬使用回数が50%以下、化学肥料の窒素成分量が50%以下で栽培されている必要がある。

食器用洗剤で野菜や果物を洗う

参考文献 食の選び方大全

葉の色が変わる理由

葉の色が変わる理由

秋や冬になると植物は枯れ、葉が緑色から黄色や赤色、茶色になっていく。
これにはもちろん理由がある。
クロロフィル(緑色)は、光合成をしエネルギーを生み出すことができる。
しかし、秋や冬になると日光が弱くなり、クロロフィルを維持するエネルギーと光合成で生み出すエネルギーが釣り合わなくなる。
すると植物は、クロロフィルを分解しエネルギーに変換する
結果、クロロフィル(緑色)は葉からなくなるが、分解されない「カロテノイド(黄色)」やクロロフィルが分解されて出てきた「アントシアニン(赤色)」が残る。
こうして寒くなってくると、黄色、赤色、茶色のような葉の色になる。

様々な色の海藻
食品の色素
酒蔵の軒先にある丸い玉