関東と関西でいなりずしの形が違う

関東と関西でいなりずしの形が違う

今回はネタ話です

稲荷寿司は関東と関西で形が違う


関東

関東は俵形(たわらがた)である。理由は、五穀豊穣(ごこくほうじょ)をつかさどる稲荷神社に奉納した米俵の形に由来するとされている。


関西

関西は三角型である。理由は、発祥とされている京都の伏見稲荷大社の狐の耳や稲荷山の形を模したものに由来するとされている。

寿司のガリの名前の由来

参考文献 大人の教養博識雑学2000

豆腐と納豆の漢字について

豆腐と納豆の漢字について

今回はネタ話です。

豆腐の腐は、腐敗の腐ではない。
豆腐は2200年前に中国で発明したと言われており、日本に入ってきたのは奈良時代とされている。
中国語で「腐」は「ブヨブヨしたもの」を意味し、「ブヨブヨした豆」ということから豆腐となった。

豆を発酵して作られる納豆は、寺の台所にあたる納所(なっしょ)で作られていたことに由来する。
つまり、「寺の納所の豆」を意味し、日本生まれの名称となっている。

豆腐の容器の中の水

参考文献 大人の教養博識雑学2000

西日本は丸餅、東日本は角餅

西日本は丸餅、東日本は角餅

今回はネタ話です。

お正月に食べる餅の形は、西日本では丸餅、東日本では四角い角餅の傾向がある。
江戸時代までは、餅は全国共通で丸かった。
餅を食べるのは、正月やお祭りなど特別な日で、「円満に暮らせるよう」と願いを込めて、一つひとつ手で丸めて作っていた。
しかし、江戸に幕府が置かれて大都市へと発展し、急激に人口が増えると、正月の餅の量も膨大になった。

保存技術がない当時、正月の餅を短期間で大量に作らなければならない
そこで、大きくのした餅を切り分ける方法が編み出された。
こうして江戸で角餅が誕生した。
角餅は別名「のし餅」ともいい、「敵をのす(討つ)」という意味に通じ、縁起がよいとされた。

しかし、角餅は切り口からカビが生えやすいという弱点があった。
寒冷な気候の東日本ならともかく、温暖な気候の西日本では、カビが生えやすくなる。
そのため、西日本では丸餅文化が続いた。

カチカチの餅を焼いても水蒸気がでる
「ぼた餅」と「おはぎ」の違い

参考文献 関東と関西ここまで違う!おもしろ雑学