卵の中に卵黄が2つある

今回はネタ話です

まれに、卵を割ったら卵黄が2つある場合がある。これは、鶏が卵を産む時に、卵管内(卵巣から総排泄腔までの通路)で先に進む卵黄のスピードが遅くて、後から来た卵黄が追い付いてしまったり、あるいは、後の排卵が早すぎて、2つの卵黄が卵管の中で出会ってしまうことで起こる。その結果、2つの卵黄の周りに殻がひとつだけ形成される。

この卵のことを、二卵黄と呼びます
二黄卵は、鶏が卵を産み始めた時期に生理機能がまだ整っていな状態(産卵開始から1~2カ月)で産卵されるものが多く、安定生産出来ない為、一般的には業務用(液卵等)として利用されます。その為、スーパーなどでは見かけることが少ないです。
産卵初期は小さい卵を生産しますが、二黄卵は卵自体も大きいためすぐに見分けがつくようです

参考文献 フランス式おいしい調理科学の雑学 JA全農ひろしま