生のインゲン豆(金時豆)には毒がある

インゲン豆を生のまま食べると、吐き気や嘔吐などの食中毒になったり、最悪死に至る場合もある。

インゲン豆には、フィトヘマグルチニンとよばれるタンパク質が含まれており、害虫や病原体から豆を守る助けをしている。
しかし、人が食べた場合は、吐き気、嘔吐、下痢、腹痛などが3時間以内に起こる

多くの豆類にこの成分は含まれているが【赤インゲン豆(金時豆)】【白インゲン豆】と比べると低くなっている。

生の赤インゲン豆の場合、4~5粒食べると中毒症状が起こる
白インゲン豆は赤インゲン豆と比べると約30%、ソラマメは約10%中毒物質が含まれている

これらは加熱により分解されるため、生の豆を数時間水に浸し、約30分加熱すると安全に食べることができる
また、一般に販売されている缶入りインゲンは、缶詰する前に特別な処理がされているので、生で食べても安全である

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参考文献 カリカリベーコンはどうして美味しいにおいなの?