テクスチャーと用語

食品でいうテクスチャーとは、「口あたり」「舌ざわり」「歯ごたえ」などの人々が主観的に判断する食感と考えられています。

ある調査では、実は世界で最もテクスチャーの語彙(ごい)が豊富な言語は日本語であると考えられており、406個の用語が示されています。

オーストラリアでは105個、アメリカでは78個となっています。

欧米で最も使用頻度が高いテクスチャーに関する用語は、「サクッとした(crisp)」
日本では、最も使用頻度が高いものは「硬い」です


ここからは主観です
「サクッとした」「ジューシーな」「クリーミーな」「パリパリした」「硬い」などは、日本、アメリカ、オーストラリアなどで最も一般的に使用されるテクスチャー用語のようです。
つまり見方を変えれば、特に好まれる傾向のあるテクスチャーといえるかもしれません。

口内の圧覚について
「ひとくち」について
擬音語による食感表現(テクスチャー表現)
ヘテロ感とは
味に対する描写の違い

参考文献 食感をめぐるサイエンス