色の同時対比

スーパーやデパートなどの食品売り場には食品をおいしく見せるために、同時対比と呼ばれる色の効果を多く取り入れられています。

例えば、
肉の売り場のショーケースで、緑色のマットが敷いてある。
マグロのお刺身の横に大葉が添えてあるなど
これらは赤の補色(反対の色)である緑を並べて置くと、肉や魚の赤みが強調され、鮮度が高く感じられるからです。

野菜売り場に行くと、ほうれん草やニラなどの濃い緑の野菜を束ねるために、紫色の結束テープが使われます。これは、紫色の結束テープを巻くと葉物野菜がみずみずしく見えるからと言われています。

このように、隣接して同時に目に入る複数の色が示す同時対比の効果は意外にも大きいため、今日には商品陳列などで積極的に取り入れられています。

日本と海外の好きな色
味覚や香りが連想される色

同時対比は3つあり、色相対比(赤と緑など)、明度対比(明るい暗い)、彩度対比(鮮やかさ)がある。

参考文献 人を動かす「色」の科学