冷蔵庫内が乾燥する理由

冷蔵庫などに入れておいた野菜などが水気を失って、カラカラになることはよく経験します。
これは冷蔵庫内の温度が下がって、なかの気圧が低くなっていることと関係します。

冷蔵庫にものを入れて扉を閉めると、その直後は外気の温度に相当する蒸気圧の分だけ、庫内には水蒸気が存在できますが、庫内の空気はどんどん冷えてくるので、水蒸気は水滴になります。(温度が低くなると飽和水蒸気量が下がるため)
さらに、庫内の空気は温度が下がるにしたがって、体積を減らそうとするため、圧力が小さくなり、ボックスのなかは空気も水蒸気も少ない「減圧乾燥」の状態になります。

この状態の中に、水気を含んだ温かい食品が入ってくるため、食品の中に含まれる水はさかんに蒸発するのです。

参考文献 「こつの科学」