電子レンジについて②

電子レンジにアルミ箔を使うとバチバチ火花が飛び散るという経験をしたことがあると思います。

マイクロ波には、金属のとがった凸部分に集中する性質があります。アルミ箔の場合にも、とがった凸部分があるとマイクロ波がそこに集まって電気がたまり、電圧が高くなり、それが電子レンジ庫内の壁との間でスパーク(放電)を起こすので、火花がパチパチと飛び散ります。その際、アルミ箔表面に電流が流れ、電気抵抗の大きい箇所が発熱して溶けることもあります。

対策としては、
①クシャっとしわを寄せたとがった凸部分を作らない
②アルミ箔を庫内の壁面に接触させない
があります。

また、アルミ箔で食品を覆うと電波を通さないので、加熱されない
この性質を利用することで、「焼き魚を温めなおすときに身の薄い尾付近をアルミ箔で覆って乾燥を防ぐ」「お弁当で付け合わせのサラダの部分を覆って加熱させない」などがあります。

参考文献 電子レンジ「こつ」の科学 おいしさをつくる「熱」の科学